カンピロバクター菌 とは [一般ニュース]
カンピロバクター菌とは?
気になるけど知らないカンピロパクター
最近なくなりつつある牛レバ刺しにも関係ある!?
カンピロパクターについて調べてみました。
まずカンピロバクター感染症は人獣共通感染症で、
下痢を主徴とした腸管感染症としてみられる頻度が高い病気です。
カンピロバクターによる食中毒は、
軽症から入院を要するものまで症状に差があり、
多くの症例では対症療法のみで十分ですが、
抗菌薬を使用しなければならない症例もあります。
発熱など合併症状もある事があります。
カンピロパクターは主に
家畜、家禽またはペットの腸管内に存在
特に鶏の保菌率が高く、
鶏肉から50%を越える検出率が報告されることもあります。
では、なぜ鶏の保菌率が高いのでしょうか。
それは、鶏の腸管内に生息する
この菌が、解体作業で羽毛の除去作業の際に
毛穴から侵入するからだと言われています。
第1選択薬はマクロライド系です。ニューキノロン系は
無効であるばかりでなく、急速に耐性化するので使用しません。
生態が牛の腸管内に生息している病原性大腸菌O-157とよく似ています
牛の場合はと畜する際、食道と肛門を結索し、
腸の内容物で肉の部分が
汚染されないように細心の注意を払っていますが、
鶏の場合は腸管内の病原菌汚染を完全に防ぐ事は難しいと聞いています。
怖がらずにリスクを知り、
生産者、食鳥処理業者、調理業、販売者、消費者と連携して対策を進め、
鳥刺しなどによる食中毒を防止してもらいたいものです。
潜伏期間が2~5日と比較 的長いことから、
原因となった食品が残されていないことが多く、
原因が特定されない 場合も多い。
今後も夏にかけて怖い時期なので
気をつけていきましょう。
2012-06-28 22:51
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